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このページでは、「椽」の作品募集等を御案内しております。


次期「椽」〔第27号〕の原稿募集

  1.  募集作品のジャンル
  2. 当作品集は創作を主体に編集していますが、随筆・エッセイあるいは文芸評論などを含めて募集を行っています。原稿枚数には特段の制限はありません。

  3.  原稿の書式
  4. 電子原稿のページ設定(文書スタイル)は、A4横置きの縦書き1段組で、1行44文字に、また行数は34行前後にしてください。原稿フォーマットも用意していますので、ダウンロードして御使用ください。

    tenformat.zip

  5.  提出方法
  6. 「エディタ」(拡張子.txt)を最優先としています。この場合、改行付きテキストではなく、プレーンテキストにしてください。「ワード」(拡張子.docx)もしくは「一太郎」(拡張子.jtd)ファイルも可。この場合、電子メールまたはUSBメモリーで送信送付してください。

  7.  提出期限
  8.  令和7年2月末日

  9.  提出先
  10.  〒065-0030 札幌市東区北30条東12丁目4番17号 渡邉護

     E-mail [wata.m@spice.ocn.ne.jp]

  11.  編集・発行及び配付等
  12.  作品集の編集・発行及び配付等の運営に関する事項は、別途決定します。



【参考 : 小誌「椽」の調製に関するメモ】

◇冊子「椽」のスタイル設定

 従前、冊子「椽」はWordアプリで調製してきたところでありますが、第20号からは一太郎アプリで調製しています。掲載作品の文書スタイルは、次のとおり設定しています。

・文字設定
  文字組       縦型 1段組
  字数        44文字
  行数        17行
  字間        0.1ポイント
  行間        8.4ポイント
・用紙設定
  用紙        A5 単票 縦方向
・マージン
  上端        22mm
  下端        32mm
  左端        19mm
  右端        19mm
・フォント
  フォントサイズ   10.0ポイント
  和文フォント    游明朝 標準
  欧文フォント    Century
  数字フォント    欧文
・ページ番号
  位置        左下 振り分け
  マージン      13mm
・体裁
  和文体裁      禁則処理 追い込み
  欧文体裁      標準

◇作品執筆用フォーマットの御利用について


◇ 趣旨

 この度、ある執筆者からこういう注文がありました。
 自分の執筆した作品が実際に印刷物に刷りあがった際、どの行が何ページの何行目に印刷されるのか、それを知りたいというものでした。端的にいうと、小説では場面が変わったときに空白行を入れることが行われるわけですが、その空白行がページの最初の行や最終行にくるのを避けたいということなのでしょう。ページの最初の行や最終行では空白行が置かれているのか否か、一読では判別できないからです。
 これに応えるため、小誌「椽」冊子の文書スタイル(ページ設定)がどうなっているかを明示しておきたいと思います。
(注:1ページの行数や1行の文字数などの設定を一太郎アプリでは「文書スタイル」といい、Wordアプリでは「ページ設定」といっていますが、ここでは簡単に「書式」と称することにします。)


◇ 小誌「椽」の書式

 第19号まではWordを使用して冊子「椽」を調製していましたが、第20号からは一太郎に替えました。この変更に伴い、実は、書式の一部を変更しています。
 変更前は、最初の1ページ目は表題及び執筆者名として8行相当分を割り当て、本文として9行とっていました。2ページ目以降の本文は17行です。
 変更後は、最初の1ページ目は表題及び執筆者名として9行相当分を割り当て、本文として8行をとっています。
 つまり、第20号以降は1ページ目の行数が1行減って、8行になってということです。
 1行の文字数は、44文字です。ただし、一部の号によっては44文字でないものも過去あります。


◇ 小誌「椽」の印刷発注までの作業

 今度は、逆に私の方から執筆者の皆さまにひとつ提案をさせていただきたいと思いますが、その前に各執筆者から寄せられた作品原稿がどういう作業工程で印刷物として発行されるかについて簡略ながら併せて説明をさせてください。
 まずは当然のことですが、各執筆者から送られてきた原稿を受け取ることから始まります。現在、各執筆者からはメールで電子原稿が送られてきます。みなさん、Wordファイルをお使いですね。拡張子がdocのものであったり、拡張子docxのものであったりしますが、いずれも御自分好みの書式で入力されたものです。したがって、1ページの行数や1行の文字数、フォント、そのサイズなどがまちまちです。
 そこで、これらまちまちの書式ファイルを私の方では、拡張子txtのテキストエディタに組み替えを行っています。なぜこんなことをするのかと言えば、各人が自分で書きやすい独自の書式で作成されていますので、これをそのまま冊子「椽」のフォーマットに取り込みますと、全体の書式に混乱を生じてしまうからです。また、テキストエディタの方が保存性や互換性にすぐれていからです。例えば、Windows95が出た当時のWordファイルは現在見放された状態になっていることからも納得してもらえるでしょう。今後もどんどんバージョンアップしてゆくとともに、現在使用しているファイルが気安く、十全には使えなくなるおそれがあります。
 冊子「椽」の調製は、一太郎ファイルもしくはWordファイルによっていますが、いずれにしてもテキストエディタを基にして作製しているわけです。一太郎ファイルやWordファイルは印刷には適していますが、作品をデータとして保存し、将来の活用に役立てるには、テキストエディタが一番安全で最適です。いわば文字データ以外の付加情報を排除したもっともシンプルなかたちに浄化したものだからです。さらには、作品をホームページに掲載するにはHTMLファイルに変換しなければならないのですが、その前段作業としてテキストエディタが必須なのです。PDFファイルでホームページに掲載するやり方もあるのですが、このファイルはバイト数が大きく、大量の作品をホームページに掲載するのには負担が大き過ぎます。
 こうした理由から、各執筆者のWordファイルを開き、全部選択でコピーし、これをテキストエディタに貼り付け(いわゆるコピペ)て、テキストエディタに作成仕直しをしています。
 ただ、この際に2点難点が生じます。
 そのひとつは、改行後の行頭1文字空けの問題です。小説の文章はいくつもの段落から構成されています。その段落の最初の文章は冒頭1文字下げて始まります(ただし、括弧で始まる場合は1文字空けずにそのまま書き始める)。Wordでは、文頭を1文字空けるのに、2つのやり方があります。ひとつはスペースキーを押して入力する方法で、この場合は行頭に正方形の編集記号が出ます。そうひとつは、1文字下げのインデント自動機能を働かせる方法です。これは前の行で改行のエンターキーを押すだけでそのまま1文字下げになってしまうもので、この場合は正方形の編集記号が出ません。実はこの自動機能はWordで初期設定されています(俗にWordのお節介機能といわれるものの一種)ので、Wordを使う人が自分でその自動設定を外さない限り、1文字下げはこの操作方法によらざるをえません。
 しかし、この2つはプログラム言語からすれば、全く異なるものです。前者すなわちスペースキーを押して入力するということは、スペースという<文字>を入力することを意味します。後者の自動インデントによる1文字空白はスペースという<文字>を入力したことにはなっていないのです。だから、テキストエディタに変換すると、前者の場合は1文字空けとなりますが、後者の場合は1文字空けができていません。いわゆる天突き文章になってしまいます。編集者としては困った事態で、いちいちスペースキーを打ち込んで文章を整えなければなりません。実際にやってみると、結構、見落としがちな作業なのです。
 もう一つの難点は、縦中横(縦書き中の文字を横並びに表記)、ルビ、絵文字などが欠落してしまうことです。それで結論としては、小誌「椽」では全角で縦書きにするか漢数字で表記するか、いずれかを執筆者に選択してもらうようにしています。ルビが必要な場合は括弧内にかな書きで表記するようにしています。
 ついでながら言えば、私はテキストエディタとして「WZ Editor」というアプリを使っています。Windowsに「メモ帳」というテキストエディタが付属していますが、これはパソコンの画面で見づらく、縦書きといった機能もないので使いづらいからです。
 以上の作業で作成したテキストエディタの文章を冊子「椽」のフォーマットにコピペして、自家版冊子を作製しているわけです。
 こうして出来上がった自家版冊子を各執筆者に送付。各執筆者は掲載作品の文章をお互いにチェックし、赤ペンで間違いや疑義のある箇所を指摘のうえ返送。
 寄せ集められた指摘事項は各執筆者ごとにとりまとめを行い、それぞれの執筆者に確認を求めます。
 その指摘事項に対する執筆者としての回答を基に、簡単な修正であれば原稿を手直し、全体的に手直し箇所が多かったり、煩雑な手直しの場合は新たな原稿を作り直してもらって前の原稿とすり替えを行います。このようなやりとりを経て最終定稿を完成させています。
 印刷屋さんには、最終定稿の自家版冊子とともにこのファイルを渡し、発注の事務手続きに入ります。


◇ 対応策

 そこで、執筆者からの要請と私からのお願いがスムーズに運ぶようにと作品執筆用のWordの原稿フォーマットをあらたに作成してみました。ここに用意したフォーマットは、1字下げの自動機能を外し、所定の書式にのっとったものです。
 パソコンのモニターに表示して文章の配列がどうなっているかを確認する場合には、A5版(縦置き)フォーマットが適しているでしょう。また、プリントアウトして紙面で確認する場合には、A4版(横置き)フォーマットが適しているでしょう。
 一太郎のフォーマットも用意しました。
 これを適宜ダウンロードして版面の確認や原稿の入力あるいは投稿に利用していただけれが幸いです。
 原稿フォーマットのダウンロード ⇒ tenformat.zip


◇ 追加的なコメント

その1 編集記号(特にスペース記号)を常に表示させておくことをおすすめ
 編集記号が表示されていない場合は、次の手順によってください。
 ①Wordファイル(拡張子docx)を開くと、最初に、メニューバー「ホーム」画面が出る。
 ②ここで、メニューバー「ファイル」をクリックする。
 ③「情報」の画面が出る。左側の一覧表の上から2番目の「表示」という項目をクリックする。
 ④「常に画面に表示する編集記号」で「すべての編集記号を表示する」をオンにして、「OK」ボタンを押してください。

その2 このフォーマットを利用していたが、いつのまにか自動的に行頭1字下げになってしまった場合の対応
 ここに用意したWordフォーマットは、行頭1字下げが自動的に作動することがないように設定済みではありますが、何かの理由で自動的に行頭が1字下げとなった場合は、メニューバー「段落」にごく小さな文字で斜め左下の矢印がありますのでこれをクリックし、ダイアログボックス「インデントと行間隔」を見てください。その中の「最初の行」が「字下げ」になっているはずです。そこの左端にある▼をクリックして「(なし)」に変更してみてください。


◇冊子「椽」各号の題字フォントなど


号名表紙色題字フォント扉フォント
零号ベージュMS明朝
創刊号アボガドMS明朝
第2号ピンクMS明朝
第3号アサギMS明朝
第4号キイロMS明朝
第5号ライトグリーンFC淡古印体
第6号スカイFC淡古印体MS明朝
第7号ギンネズFC淡古印体MS明朝
第8号コルクFC淡古印体Lucida Sans
第9号ミントFC淡古印体Lucida Sans
セレクション号マリンFC淡古印体
第10号アーモンド白州ペン行草体Futura TLig
第11号アオタケ白州ペン行草体Arial Unicode MS
第12号ウスアイ白州ペン行草体Arial Unicode MS
第13号フジ白州ペン行草体Arial Unicode MS
第14号ラクダ高橋隷書体Segoe Script
第15号ウスミドリ高橋隷書体Segoe Script
第16号サクラ高橋隷書体Segoe Script
第17号アオネズ高橋隷書体Segoe Script
第18号モモ高橋隷書体Segoe Script
第19号コソメ高橋隷書体Segoe Script
第20号アドガボHGP祥南行書体LucidaHandwriting
第21号ホワイトグレイHGP祥南行書体LucidaHandwriting
第22号スカイHGP祥南行書体LucidaHandwriting
第23号カラシHGP祥南行書体LucidaHandwriting
第24号スミレFC淡古印体Segoe Script
第25号ミントFC淡古印体Segoe Script
第26号ライトグレイFC淡古印体Segoe Script

◇冊子1ページ当たり印刷単価の実績

   第20号  冊子1ページ当たり 466円
   第21号  冊子1ページ当たり 502円
   第22号  冊子1ページ当たり 497円
   第23号  冊子1ページ当たり 550円
   第24号  冊子1ページ当たり 548円
   第25号  冊子1ページ当たり 390円
   第26号  冊子1ページ当たり 850円


冊子「椽」の寄贈

 冊子「椽」は、次の公共機関に寄贈しております。あわせて御高覧をいただければ幸いです。

公共機関住所 電話番号
北海道立図書館江別市文京台東町41 011-386-8521
北海道立文学館札幌市中央区中島公園1-4 011-511-7655
札幌中央図書館札幌市中央区南22条西13丁目 011-512-7320
小樽市立図書館小樽市花園5-1-1 0134-22-7726
岩見沢市立図書館岩見沢市春日町2丁目18-1 0126-22-4236




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